超音波流量計

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大口径パイプライン(例えばDN1000以上)を測定する場合、流量の変化に伴い、シングルパス式超音波流量計とマルチパス式超音波流量計の精度差は拡大するのでしょうか?

はい。単経路式超音波流量計は通常、パイプラインの中心における流速を測定し、それを「平均速度係数」を用いてパイプライン断面全体の平均流速に変換します。この係数は、「完全発達流」(流速が対数分布に従う状態)を前提としています。しかし、大口径パイプラインでは、流量が低い場合(レイノルズ数<2300の層流または低乱流状態)、流速分布は放物線に近い形状になります。その結果、単経路式流量計の変換誤差(中心流速から平均流速への変換)は±1%から±3%以上に拡大します。

一方、マルチパス流量計(例えば、4パス式や8パス式)は、異なる半径方向位置における流速を測定し、加重平均を算出することで、断面速度分布をより正確に再現できる。低流量条件下でも、その精度は±0.5%以内で安定している。
したがって、大口径パイプライン内の低速媒体(水道網や下水本管など)を測定する場合、流量が減少するにつれて、マルチパス流量計の精度上の利点がより顕著になる。

投稿日時:2025年9月25日

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