電磁流量計を設置する際には、測定精度への影響を避けるため、流動場条件、設置位置、環境干渉という3つの重要な点に重点を置く必要があります。
1. 安定した流れ場を確保する
- パイプラインは、信号の変動を防ぐために、媒体が不足したり、気相空間が不足したりしないように、媒体が十分に満たされた状態で稼働しなければならない。
- メーターの前後の直管部分は、規定の寸法(通常、メーター前は管径の10倍(10D)、メーター後は管径の5倍(5D))を満たす必要があります。エルボ、T字管、バルブなど、流れを阻害する部品から離して設置してください。
- 媒体の流量は、流量計の定格範囲(一般的に0.5~10m/s)内に収める必要があります。流量が低すぎるとノイズ干渉が発生しやすく、高すぎるとライニングが摩耗する可能性があります。
2. 設置位置および設置方法に関する要件
- 電極は媒体と完全に接触していなければなりません。水平設置(電極を水平方向に配置)が推奨され、電極が上向き(空気の蓄積)または下向き(スラグの蓄積)になる垂直設置は避けてください。
- ポンプ出口や制御弁など、乱流や気泡が発生しやすい箇所は避けてください。設置が必要な場合は、直管部を追加するか、流量安定器を取り付けてください。
- メーターは独立した接地(接地抵抗<10Ω)でしっかりと接地する必要があります。信号干渉を防ぐため、電源機器と接地を共有しないでください。
3. 環境干渉を避ける
- 信号の歪みを防ぐため、周波数変換器、大型モーター、高電圧ケーブルなどの強力な電磁干渉源から遠ざけてください。
- 乾燥した換気の良い場所に設置してください。コンバーターおよび電子部品を保護するため、直射日光、高湿度、腐食性ガスのある環境は避けてください。
- 設置環境の温度がメーターの定格範囲内であることを確認してください。そうしないと、内部回路やライニング材の性能に影響が出てしまいます。
投稿日時:2025年10月31日