超音波式水道メーターのNB-IoT通信は、エンドツーエンドのクラウド・パイプ・エンドアーキテクチャに基づいて実装されています。プロセス全体は、以下の4つの主要なステップで構成されています。
1. 端末側測定およびデータ収集
超音波式水道メーターは、時間差法(ToF)を用いて流量を測定します。一対の超音波トランスデューサが交互に信号を送受信し、上流側と下流側の伝搬時間の差を測定することで流量を算出します。MCUは流量データを収集し、温度補正を行い、データをローカルに保存します。
2. NB-IoTネットワークへのアクセスとデータ伝送
内蔵のNB-IoTモジュール(例:BC95、A7670)は、RTCタイマーによって起動されます。ATコマンドを介してネットワークアクセスを開始し、オペレータ認証を完了して接続を確立します。データは、デバイスID、タイムスタンプ、フロー、バッテリー状態などの情報を含む標準フォーマット(例:TLV/バイナリ)でパッケージ化され、CoAP/MQTTなどのプロトコルを使用して送信されます。
3. ネットワーク層の転送とセキュリティ
データはNB-IoT基地局→コアネットワーク→IoTプラットフォーム(例:OneNET)を経由して伝送されます。伝送はDTLS暗号化とデバイスID認証によって保護され、改ざんや盗聴を防止します。
4. プラットフォーム側アプリケーションと双方向制御
水道事業プラットフォームはデータを解析・保存し、遠隔検針、課金、漏水検知、バルブ制御を可能にします。プラットフォームはメーターにコマンド(パラメータの読み取り、バルブの開閉など)を発行でき、メーターはそれらを実行してNB-IoTネットワーク経由で結果を返します。
主要な低消費電力メカニズム:
PSM(省電力モード):送信後にディープスリープモードに入り、消費電流はμAレベルまで低下します。
eDRX:断続的な受信を拡張し、遅延と消費電力のバランスを取ります。
一般的な1日のアップリンク電力消費量は約18.7mJであり、これにより8~10年のバッテリー寿命が実現する。
投稿日時:2026年4月21日