超音波流量計

20年以上の製造経験

クランプ式超音波流量計 - ゼロ点

ゼロを設定し、流体が静止状態にあるときに表示される値を「ゼロ点」といいます。「ゼロ点」が実際にはゼロではない場合、誤った読み取り値が実際の流量値に加算されます。一般に、流量が低いほど誤差は大きくなります。
ゼロの設定は、トランスデューサが正しく取り付けられ、内部の流れが絶対的な静的状態 (パイプライン内で液体が移動していない) になった後に実行する必要があります。ゼロを設定することも、研究室でメーターを再校正するときに非常に重要なステップです。このステップを実行すると、測定精度が向上し、流量オフセットを排除できます。
当社の TF1100 シリーズ超音波流量計は、工場出荷前に動的校正、静的校正、ゼロ校正の厳格なテストを受けています。通常、現場でゼロ点を設定することなく測定できます。ただし、測定する液体の流量が非常に少ない場合には誤差が大きくなるため、ゼロ点による誤差は無視できません。静的ゼロ調整は、低流速測定の精度を向上させるために必要です。
 
注意: 流量計がゼロ点を設定するときは、流体の流れを停止する必要があります。

投稿時間: 2022 年 9 月 2 日

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