はい、コリオリ流量計は気体と液体の両方を測定できます。これは、他の多くの流量測定技術と比較した場合の大きな利点の1つです。体積流量ではなく質量流量を直接測定するため、液体、気体、さらには特定のスラリーなど、幅広い流体に適しています。
液体の計量
コリオリ流量計は、化学処理、食品・飲料、石油・ガス、医薬品などの産業における液体計測に広く用いられています。清浄な液体、粘性流体、腐食性化学物質、多成分混合物など、様々な液体を正確に計測できます。計測は質量に基づいて行われるため、温度、圧力、粘度の変化が精度に与える影響は最小限です。質量流量に加え、密度と温度も同時に計測できるため、濃度モニタリングやプロセス制御にも活用できます。
ただし、液体を測定する際には、パイプ内が完全に満たされていることを確認することが重要です。空気や気泡が混入すると、測定値が不安定になったり、精度が低下したりする可能性があります。
ガスの測定
コリオリ流量計は、天然ガス、圧縮空気、工業用ガスなどの気体も計測できます。気体用途においては、体積流量計で一般的に必要とされる圧力や温度の補正を必要とせず、質量流量を直接計測できるため、大きな利点があります。
とはいえ、ガス計測には適切なサイズ選定が不可欠です。ガスは液体よりも密度がはるかに低いため、十分な信号強度と許容範囲内の圧力損失を確保できるよう、メーターを慎重に選定する必要があります。場合によっては、圧力損失の制約によって用途が制限されることもあります。
重要な考慮事項
コリオリ流量計は非常に汎用性が高いものの、混合相流(例えば、液体中に多量の気体が混在する流れ)は安定性と精度に影響を与える可能性があります。二相流が激しい条件下での使用については、慎重に評価する必要があります。
総じて、コリオリ流量計は、高精度、直接的な質量流量測定、および複数のパラメータ(質量流量、密度、温度)の出力が必要な場合、気体と液体の両方の測定に最適な選択肢です。
投稿日時:2026年2月28日