超音波流量計

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クランプオン式超音波流量計は粘性液体を測定できますか?

クランプオン式超音波流量計は粘性液体の流量を測定できますが、その適合性と精度は粘度と特定の流量条件によって異なります。以下に詳細を説明します。

粘性液体を測定できる場合

  • 中程度の粘度:中程度の粘度を持つ液体(例えば、エンジンオイル、軽質潤滑油、希釈シロップなど)は、流れが乱流または安定した層流であれば、多くの場合、効果的に測定できます。このような場合、超音波信号は液体中を伝播することができ、流速プロファイルは正確な計算を行うのに十分なほど安定しています。
  • 適切な配管状態:配管が滑らかで、ひどい汚れがなく、超音波が透過する材質(金属や均質なプラスチックなど)でできている場合、粘性の高い液体でもメーターは確実に機能します。

高粘度に関する課題

  • 極めて高い粘度:高粘度の液体(例えば、重油、粘稠なペースト、溶融ポリマーなど)の場合、測定精度が著しく低下する可能性があります。これらの液体は、流れの形状が不均一であったり(例えば、液体が固体の塊のように移動するプラグフローなど)、流速が遅かったりすることが多く、流量計算の重要な原理である超音波信号の伝搬時間差が乱れる可能性があります。
  • 流れの不安定性:高粘度は、管壁付近での脈動や停滞など、不規則な流れパターンを引き起こし、測定値のばらつきにつながる可能性があります。

実務上の考慮事項

  • 校正:粘性液体の場合、流動挙動に対する粘度関連の影響を考慮するため、現場での校正または特定の液体を用いた検証をお勧めします。
  • センサーの配置:センサーを直線状のパイプ部分(上流側と下流側に十分な長さがある部分)に設置することで、流量プロファイルが安定し、精度が向上します。
  • 流量計の仕様:一部のクランプオン式超音波流量計は、高粘度範囲に対応できるよう高度なアルゴリズムで設計されているため、そのような用途に最適化されたモデルを選択することをお勧めします。
要約すると、クランプオン式超音波流量計は、中程度の条件下では粘性液体の測定が可能ですが、極めて高粘度または不安定な流量では測定が困難になる場合があります。信頼性の高い結果を得るためには、実地試験と適切なセットアップが不可欠です。

投稿日時:2025年8月8日

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