TF1100-EC 定置式超音波流量計の正常な動作と正確な測定を保証するには、正しく取り付けることが前提条件です。固定超音波流量計の設置には次の要件があります。
1. 設置位置
固定式超音波流量計は、測定の精度を確保するために、流体の流れが安定し、渦流や回転流がない場所に設置する必要があります。また、配管の曲げやバルブ等に干渉する位置への設置は避けてください。
2. 取付方向
流量方向に超音波の送受信が行われるよう、流体の流れ方向に合わせてセンサの配置方向を決定してください。
3. 取り付け長さ
センサーのレイアウトの長さは一定の要件を満たす必要があり、一般に、超音波の拡散や受信に影響を与えないように、センサーとパイプの曲げやバルブなどの障害物との距離を確保する必要があります。
4. 取り付け前の洗浄プロセス
不純物や汚れが超音波に干渉しないように、設置前にパイプライン内の清浄度を確認してください。
5. 接地とシールド
外部干渉の影響を軽減するには、固定超音波流量計を接地し、適切にシールドする必要があります。
6. 温度と圧力の要因
流量計の正常な動作と耐用年数を保証するために、設置時に流体の温度と圧力範囲も考慮する必要があります。
投稿時間: 2023 年 7 月 7 日